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8日=香港・大陸ともに続伸、後場に買い戻し

中国 経済・産業ニュース

  8日の香港株式市場で、ハンセン指数は7日続伸し、連日で年初来高値を更新。H株指数も約7カ月ぶりに10000ポイントの大台に乗せた。朝方は前日の米株反落を受けて戻り待ちの売りが優勢となったものの、売り一巡後は銀行株などに押し目買いが入り、主要指数はおおむねこの日の高値圏で取引を終えた。

 

  ハンセン指数構成銘柄では、時価総額上位の中国移動(00941)が2.694%高となって指数をけん引した。中国政府による総額200億元規模に上る企業の技術開発支援について、3Gサービス分野では中国独自の通信規格「TD-SCDMA」を採用する中国移動が政策の恩恵を受けるとの見方が出ている。

  取引が始まった欧州株式市場で銀行株が買われたことを好感し、前場は利益確定売りに押された英金融大手のHSBC(00005)も後場に買い戻されて1.307%高。中国系銀行株も堅調に推移し、中国建設銀行(00939)は5.210%高で引けた。

  前日の米原油先物相場の上昇を好感して中国アルミ(02600)は9.000%高。ゴールドマン・サックスが好レーティングを発表したことも支援材料だった。地下鉄大手のMTR(00066)も8.081%高と上昇が目立った。遼寧省瀋陽市の地下鉄運営への参画で地元政府と提携協議を締結したと発表したばかり。

  H株構成銘柄では東風汽車集団(00489)が9.601%高で上げ幅最大。技術開発支援や消費促進策といった中国政府の政策支援が追い風だった。鉄鋼株や建材株も買われた。

  大陸株では指標となる上海総合指数が7日続伸。前場は前日までの連騰を受けて利益確定売りに押される展開となったが、売り一巡後は買い戻しの動きが強まった。中国当局はこれまで週末に利下げなどの金融政策を発表することが多く、「週末にも預金準備率が引き下げられる」とする見方が広がり、資金繰り改善期待から不動産株にストップ高を付ける銘柄が続出した。前場は利益確定売りに押された銀行株も後場に買い戻された。政府が漢方薬業界向けの支援策を発表し、医薬株も物色された。