12日=香港は後場に買い戻し、大陸は反発
2009年 5月 12日(火曜日) 18:06
12日の香港株式市場でハンセン指数は反発。朝方は前日の米株安を受け、幅広い銘柄に利益確定売りが広がったが、指数が下げ渋る場面での下値の底堅さが確認されると、このところの調整で割安感が出ていた香港系不動産株を中心に次第に買い戻しの動きが強まった。
機関投資家による持ち株売却観測で朝方は売られていた中国建設銀行(00939)も1.633%高と後場に反発した。バンカメがこの日持ち株を売却したと伝えられ、材料出尽くし感からの買い戻しが強まった。前日発表した1-3月期業績の改善傾向を好感し、時価総額上位のHSBC(00005)が1.815%高。中国移動も1.394%高と主要銘柄も大幅高となって指数を下支えた。
ただ利益確定売りもみられ、ハンセン指数の上値は限定的。前夜の米金融株安の流れを受け、中銀香港(2388)が5.085%安、東亜銀行(00023)が4.462%安と香港系銀行株が大幅に下げた。
中国関連株ではH株指数が続落。中国工商銀行(01398)や中国石油天然気(00857)が売られ、指数を押し下げた。素材や電力株の下げ幅も目立った。
大陸株では指標となる上海総合指数が反発。国家統計局がこの日朝に発表した今年1-4月の都市部の固定資産投資額の堅調な伸びを受け、国内の景気回復期待が強まった。1-4月の不動産開発投資の伸びを好感して不動産株が急伸。建設需要の増加期待から鉄鋼、石炭株も買われた。







