企業の水質汚染で養殖魚が大量死?―四川省
2009年 6月 23日(火曜日) 12:29
四川省威遠河と上流の清渓河で、20日午後から21日朝にかけて、養殖していた魚約100万匹以上が突然死していたことが分かった。養殖業者は上流の陶磁器会社による水質汚染が元凶とみているが、同社は汚水排出基準を満たしていたと主張している。
6月20日午前11時過ぎ、河川の水が不足していたため、関連部門は近くのダムの水を放出した。するとまもなく河川から鼻をつくような刺激臭がし、10カ所あったいけすの中で、魚がピチピチと跳ねだしたという。その午後から翌日早朝にかけて、魚の大量死が発見された。被害は100万元(約1390万円)に上る見通しという。
漁民が不審に思い調べを進めると、上流にある陶磁器企業の付近にあったいけすでは被害が出ていなかった。そのため、この陶磁器企業が大量の有害な汚水を流していたのではないかとの見方が広がっている。
しかし同社は地元メディアの取材に対し、汚水を流していたことは認めたものの、いずれも排出基準を満たしており、魚の大量死とは関係ないと反発している。
威遠県環境保護局の呉友成副局長によると、すでに関係者を現場に派遣し、水質調査を行っている。呉氏は水質汚染ではなく、河川の水不足でダムの水を大量に放出したことで、魚が窒息死したのではないかとみているようだ。







