中国衛生部「新型インフル死者の過少報告厳禁」、専門家の指摘受け地方にくぎ刺す
2009年 11月 24日(火曜日) 11:55
中国衛生部のトウ海華報道官は19日、各地方の衛生部門に対して新型インフルエンザによる重症患者や死者の数、経過などについて、過少報告や虚偽報告を厳禁することを改めて表明した。
中国では広東省・広州呼吸器疾病研究所長で新型肺炎(SARS)研究の第一人者として知られる鐘南山氏が18日、同国内の新型インフルの死者数が過少報告されているとの見方を示し、国内外で波紋が広がっている。
衛生部が16日までに発表した国内の新型インフルによる死者数は53人だったが、鐘氏は一部地方で肺炎の重症者が死亡しても普通の肺炎と見なして厳格に検査していないのではないかと指摘していた。過少報告は地方当局がインフルエンザ策が成功しているように見せるために行っている可能性がある。
衛生部のトウ報道官は鐘氏の指摘とその後の国内メディアの大々的な報道を指して、「各界の人々とメディアが新型インフル対策を『監督』することを歓迎する」とコメント。各地方の衛生部門に対して「過少報告や情報隠ぺいを行った場合には関連規定に基づき、担当者の責任を追及する」と、改めてくぎを刺した。 【 中国 社会 のページへ 】
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