農地の代償に小麦粉5キロ、農民から不満の声
2010年 9月 06日(月曜日) 15:21
山東省〓(さんずいに維)坊市内の農村で、地元政府が農地を強制収用した際、代償として「毎年小麦粉5キログラムの支給」という、あまりにつりあわない提案をしたため、現地の農民からは激しい不満の声が上がっている。3日付中国広播網が伝えた。
同市臨〓(月へんに句)県九山鎮ではもともと土地が少なく、鎮全体でも農地は600ムー(1ムー=約6.667アール)しかない。しかしこれら農地はすべて政府により強制収用され、現在はオフィスビル6棟が建てられている。土地が少ないのにオフィスビルに隣接地には公園が作られる予定で、整地作業が進んでいる。
農地収用の代償は毎年春節(旧正月)に支給される小麦粉5キロだけ。この数年間、あちこちで農地が何の説明もなく収用されているという。
しかし九山鎮政府関係者は、「われわれはよく知らない。(鎮の下の)村政府に聞いてくれ。どんな手続きがあるかも知らない。いずれしても政府が許可したものだ」と述べ、違法性を否定している。(編集担当:中岡秀雄)







