現地住民と出稼ぎ農民が乱闘、36人死傷―広西チワン族自治区
2010年 9月 08日(水曜日) 16:01
広西チワン族自治区来賓市の高速鉄道の工事現場で、サトウキビ畑が壊されたと抗議する地元村民と、施工者側の出稼ぎ労働者の間で大規模な乱闘が起き、出稼ぎ農民2人が死亡、34人が重軽傷を負った。6日付広西新聞網が伝えた。
4日午前、同市来賓区良江鎮上良村の高速鉄道の工事現場で、地元の農民、江家思さんが、高速鉄道建設作業が原因で自家のサトウキビ畑が陥没するなどの被害を受けたとして、施工者側に損害賠償を求めた。江さんは施工者側とけんかとなり、手足を骨折する重傷を負った。江さんを救出しようとした通りかかりの農民も同じように殴られ負傷した。
その後、駆けつけた村民と施工者側で数回の小競り合いが断続的に起きたが、午後5時ごろ、村民80数人が終結。出稼ぎ農民40人余りを取り囲んで暴行する大乱闘に発展した。現地警察から警察官50人が出動、現地を封鎖して威嚇発砲を行ったが、封鎖を破って逃げる出稼ぎ農民を村民が追撃し、暴行を加えたという。
応援の警察官が駆け付け、騒ぎをようやく鎮圧。死傷者は双方の計36人に上り、42歳と26歳の出稼ぎ農民が病院搬送後に死亡した。自治区衛生庁は医療専門家が5日早朝現地に派遣し、けが人の治療に当たった。







