「南水北調」、北京で長江の水を年10億立方米取水に着工
2009年 4月 29日(水曜日) 14:52
南水北調計画(南方地域の水を北方地域に送り慢性的な水不足を解消する計画)の北京地区における重要プロジェクト、大寧貯水池と南干渠プロジェクトが28日に着工された。この2大プロジェクトは2013年に完成予定で、完成すると北京市は長江の水を年間10億立方メートル利用できることになる。
北京市はこの2大プロジェクトに40億元を投入する計画。大寧貯水池が完成すると、貯水能力は3757万立方メートルに達し、洪水防止の目的以外に、南水北調計画の安全・確実な運用のための貯水池として活用できる。さらに、北京最大の河川である永定河の生態系保護にも大きな効果を発揮するとみられている。
南水北調計画における北京地区のプロジェクトは3段階に分けて実施されており、これまでに第1段階の団城湖から第九水処理場への送水プロジェクトが完成している。第2段階にあたる大寧貯水池と南干渠プロジェクトなど送水ネットワーク建設プロジェクトは4年以内に完成する予定になっている。さらに、第3段階では、新しい水処理場の建設3カ所、既存の水処理場の拡張6カ所、調整池および295キロメートルに及ぶ配水ネットワークの建設などを2020年までに完成させる予定になっている。







